おひなさま
大阪福島占いサロン観音庵の菩提です。
3月に入りました。
もうすぐ、おひなさまですよね。
ぼんぼりとは…
おひなさまといえば、ぼんぼりですが…
名前の由来は 「 ほんのり 」 という言葉が転化したという説があり、「 ほのかに 」 という意味です。
火袋を通しての間接的な明かりが、やわらかくほのかであった事を表しています。
「 あかりをつけましょ。ぼんぼりに 」 と歌われているように、お雛さまにとってぼんぼりはなくてはならないものなのです。
なぜ、お雛さまにとってぼんぼりはなくてはならないもの?
それは、江戸時代には、結婚式は亥の刻 (夜9時から夜11時の間) におこなわれていたからです。
おひなさまは、結婚式の様子を模したものですから、ぼんぼりに火を灯さないと見えません。
婚の字のつくり 「 昏 」 は、黄昏 (たそがれ) という言葉に使われているように、日が落ちて暗い様子を表しています。
遅い時間に、結婚式をあげていたものですね。
ここ数年、「ぼんぼり」は進化してきました。
おひなさまに飾られている形から、花をモチーフにしたものや、カラフルで可愛らしい形のぼんぼり風照明となり、自分で作る人も増えてきました。
また、アニメとタイアップして金沢市湯涌温泉街では、「湯涌ぼんぼり祭り」を毎年10月に行っています。
ほんのりと明かりを灯すぼんぼりに、あなたも癒されてみませんか?
淡い光は、優しく包み込んでくれますよ。