占いサロン観音庵 福島店 菩提です。
昨日、9月19日(月)は、「敬老の日」でしたね。
パワフルなお年寄りや、ダンディなお年寄りが新聞の一面を飾っていました。
さて、昨日はもう一つ、「彼岸の入り」でもありました。
「暑さ寒さも彼岸まで」というように、季節の節目にお彼岸はあります。
お彼岸は、3月と9月の年2回。
春分の日・秋分の日が、太陽が真東から上がって真西に沈むことから、西方極楽浄土の信仰と結びついた日本独自の仏教行事です。
今年の秋の彼岸は、
彼岸の入り:9月19日(月)
中日(秋分の日):9月22日(木)
彼岸明け:9月25日(日)
お彼岸の中日の意味は…
春分の日は、「自然を讃え、生物を愛しむ」
秋分の日は、「祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ」
ことです。
春の種まきや、秋の収穫と結びつき、自然に対する感謝や祈りが、先祖に感謝する気持ちにも繋がって、お彼岸は大切な行事となりました。
この季節、赤く妖しい花を咲かせる「彼岸花」
別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ/まんじゅしゃか)」。
花言葉は、「情熱」「悲しい思い出」「独立」「再会」「あきらめ」。
歌謡曲でも、妖艶な雰囲気を醸し出して歌われていますね。
曼珠沙華 恋する女は
曼珠沙華 罪作り
白い花さえ 真紅に染める
*曼珠沙華 作詞:阿木耀子、歌:山口百恵
TVアニメの「地獄少女」では、各回一面に咲き乱れる彼岸花が描かれていました。
お彼岸に咲くこと、また、毒を持っていることから、土葬をモグラや野ネズミなどから守る意味も込めて墓地などによく植えられているため、「死人花」「地獄花」「幽霊花」とも呼ばれています。
秋のお彼岸は、お盆の翌月・中秋の名月の後。
ということもあり、春のお彼岸より軽く見られがちですが、大切にしたい年間行事です。
菩提