大阪福島の占いサロン観音庵の菩提です。
啓蟄とは…
啓蟄は、冬の間に土の中で冬ごもりしていた虫が、大地が暖まることで春の訪れを感じ、地中から出てくる頃を意味しています。
春分の前。
まだ春とは言えないけれど、なんだか春の訪れを感じる時期です。
菰はずし
啓蟄の頃に行われる、行事に「菰(こも)はずし」があります。
「菰はずし」とは冬が到来する前に、樹木に巻いていた菰を外すこと。
冬の厳しさが去った啓蟄の時期に菰はずしの行事を行う地域も多いようです。
ところで、姫路市は、世界文化遺産・国宝姫路城で、1960年代から行ってきた冬の風物詩「菰巻き」を、現在は止めています。
これは、専門家から「効果がないどころか逆効果」と指摘があったからです。
姫路城では毎年、立冬に合わせクロマツなど約350本に施していました。
2002年から姫路工業大(現兵庫県立大)が姫路城で行った調査結果で、駆除されるのは「害虫を食べるクモなどの益虫が多い」とのデータが出ました。
しかし、春先の「菰外し」と合わせ、親しまれていることから判断を留保していました。
ですが、姫路城内樹木パトロール会議会長の服部保・兵庫県立大名誉教授から指摘され、中止を決めたそうです。
昨日は、イカナゴの解禁日も決まりました。 春は、もう目の前です。