占いサロン観音庵 福島店の菩提です。
今日6月25日は、北野天満宮の御誕辰祭です。
菅原道真公は、承和12年(845)の6月25日にお生まれになりました。
そのお誕生日を御誕辰祭と称して、お祀りします。
また、御誕辰祭は「夏越(なごし)天神」ともいわれ、真夏を迎えるにあたって無病息災を願う「大茅の輪くぐり」を行います。
楼門に掲げられた「大茅の輪」は、直径約5メートルで京都最大です。
京都の夏の風物詩、夏越祓(なごしのはらい)は、北野天満宮以外の神社でも、25日から30日にかけて行われます。
(祓いは正式には、30日です)
この夏越祓は、半年間の罪や穢れを払い、残り半年を無事に過ごせるようにと祈る行事です。
京都の主な神社は、貴船神社、白峯神社、梅宮大社、城南宮など…
大きな「茅の輪」を社頭に飾り、その茅の輪をくぐると無病息災・悪厄退散になると伝えられています。
またこの日、京都では、「水無月」という和菓子を食べる習慣があります。
「水無月」は、白のういろう生地に小豆をのせ、三角形にカットされた菓子ですが、各々に意味があります。
それは、上部にある小豆は悪魔払い、三角の形は暑気を払う氷を意味しています。
ところで、今日6月25日から9月4日まで、滋賀県にある細見美術館で、「生誕300年記念 伊藤若冲展」が開催されます。
今、若冲は凄いブームですよね。
本屋さんにも、ずらっと若冲の書物が並んでいますし、東京の美術館で若冲展が開催された時、3時間待ちも出ました。
行かれる方は、熱中症にならないように、気をつけて下さいね。