占いサロン観音庵 福島店の菩提です。
3月27日は、桜の日
日本さくらの会が1992(平成4)年に制定しました。
3×9(さくら)=27の語呂合せと、七十二候のひとつ「桜始開」が重なる時期であることから。
日本の歴史や文化、風土と深くかかわってきた桜を通して、日本の自然や文化について関心を深める日だそうです。
吉野の千本桜
さて、桜といえば、吉野の千本桜が有名ですが、吉野の桜は、 「花見」のためではなく、山岳宗教と密接に結びついた信仰の桜として現在まで大切に保護されてきました。
その起源は今から約1300年前にさかのぼります。
その当時は、山々には神が宿るとされ、吉野は神仙の住む理想郷として認識されていました。
のちに修験道の開祖と呼ばれる役小角(役行者)は、山上ヶ岳に深く分け入り、一千日の難行苦行の果てに憤怒の形相もおそろしい蔵王権現を感得し、その尊像こそ濁世の民衆を救うものだとして、桜の木に刻み、これを山上ヶ岳と吉野山に祀ったとされています。
その後、役行者の神秘的な伝承と修験道が盛行するにつれて、本尊を刻んだ「桜」こそ「御神木」としてふさわしいとされ、またそれと同時に蔵王権現を本尊とする金峯山寺への参詣もさかんになり、御神木の献木という行為によって植え続けられ、今日の美しい桜並木となっていきました。
吉野山は、強力なパワースポットとしても有名。
ツウなお人は、吉野は、夕方に行って、一泊して、朝方に帰ると言います。
一般の観光客とは時間差があるので桜をゆっくりと鑑賞できますし、パワースポットに一泊する事によって、土地の発するパワーをより吸収できるといいます。
なんとも、贅沢なパワースポットめぐりです(^-^)