占いサロン観音庵 福島店 菩提です。
無駄
日々生活を送る中で、色々な「無駄」が出てきます。
しかし、それは本当に無駄なことでしょうか。
無駄のつく言葉は、無駄骨、無駄足、無駄口、無駄金など、沢山ありますが、「無駄」とは、お金・時間・労働など、注ぎ込んだモノに見合うだけの結果が得られないときに使われる言葉。
そして、無駄と決定されるのには、「目的・結果」や「期間」が基準になります。
例えば、何をやらしても、仕事の効率が悪い社員がいたとします。
ですが、この社員は、お得意様の評判は良く、取引の窓口に立つこともあります。
どうでしょうか。
どこに基準を置くかで、無駄かどうか、変わってきます。
不景気の時代、仕事の効率の悪い社員は、リストラの対象です。
しかし、取引先に評判の良い社員は、太いパイプとなり、大きな仕事が舞い込んでくるかもしれません。
また、夫婦間においても、外食や旅行を無駄金と思うか、夫婦間の潤滑油として大切なことと思うか。
挨拶を交わしたり、今日の出来事を話したりすることを、無駄口と思うか、お互いを知るコミュニケーションだと思うか。
勉強をするにも、根を詰めて何時間も勉強するか、勉強の合間に休憩タイムを取り、頭をリラックスさせるか。
これは、無駄な時間なのか…
短期的に見るか、長期的に見るか。
目的や結果は、何なのか。
一方向からでなく、多方向から見る。
そうすると、「無駄に見えて、無駄ではない」
そこに、行き着くのではないでしょうか。
菩提