占いサロン観音庵 福島店 菩提です。
藍染千代紙
昨日は、プレゼントさせて頂いている清め塩が残り少なくなったので、お塩を包んでいる千代紙を買いに出かけていました。
どんな千代紙にしようか、悩みましたが…
赤色に人気がなかったので、藍染千代紙にしてみました。
今、オリンピックのエンブレムに使われた藍色(あいいろ)がブームになってきています。
食べもの、飲みもの、洋服、スニーカー…と、色々なものが、藍色を放っています。
(藍色の食べものって、私は、まだ実物を見たことがありませんが…)
藍色は、同じ藍染の縹色(はなだいろ)ほど純粋な青ではない暗い青色。
藍は、青色染料として使われた最古の染料の一つです。
平安時代には、この青色に、黄蘗(きはだ…明るい黄色)または、刈安(かりやす…緑みの鮮あざやかな黄色)が加えられた「緑色」のことを「藍色」と、言っていました。
深い青色を「藍色」というようになったのは、江戸時代以降になってから。
「手ぬぐい」や「のれん」などを藍色に染めて小粋に使ったり、歌川広重など多くの絵師が用いたことから、外国では「ジャパンブルー」とも呼ばれます。
梅雨が明ければ、本格的な夏。
今年は、藍色の浴衣を着た多くの女性に出会えそうですね。