占いサロン観音庵 福島店 菩提です。
昨日6月30日は、大祓(おおはらえ)でしたね。
日々の生活の中で、「枯れてきた気」=「けがれ」を元に戻し、知らぬ間に「犯してしまった過ち」=「罪」を祓う神事です。
6月30日の「夏越大祓」と12月31日「年越大祓」にこの神事を行い、清浄な身体に充実した気を満ち溢れさせ、1年を過ごすのを目的としています。
私は、お仕事が終わって帰宅してから、神詞をあげ、半年の罪穢れを神様にお詫びし、感謝申し上げました。
節目節目に行うことは、気持ちの良いものです。
さて、今日から7月。
1日は、七十二候の半夏生(はんげしょうず)。
夏至から数えて11日目の日を「半夏生」と呼びます。
半夏(烏柄杓(からすびしゃく))が生え、天地に毒気があふれる日と考えられ、山のものを食べること、山林・竹林に入ることは穢れとされました。
この頃降る雨を、「半夏雨」と呼び、大雨になるとされています。
そして、今日から1ヶ月間、京都の夏の風物詩「祇園祭り」が始まります。
2014年より、7月17日の前祭(山鉾巡行と神幸祭)と、24日の後祭(山鉾巡行と還幸祭)が元のかたちで復活しました。
「動く美術館」と呼ばれる山鉾による、山鉾巡行は、重要無形民俗文化財に指定され、2009年には、ユネスコより無形文化遺産に登録されています。
巡行は、7月17日です。
今年は、梅雨らしい梅雨。
その後は、猛暑が来ると予想されています。
お身体に気をつけて、2016年後半をお過ごしください。