こんばんは龍徳です。
皆さんヒュッゲってご存知でしょうか?
流行に敏感な女子でしたらご存知かもしれませんが、デンマークの生活考え方の一つで、デンマーク語で「居心地がいい時間や空間」という意味の言葉だそうです。
パチパチと音を立てる暖炉を囲みながら、手編みの靴下やセーターを着込んだ友達や家族が、コーヒーやケーキを食べてほっこりする時間。
ヒュッゲはデンマーク人がアイデンティティ並みに重視するコンセプト。
この考え方が欧米でもブームを巻き起こし、日本にも上陸しているそうです。
ヒュッゲの考え方には物理的な居心地のよさを軸としながら、そこには「精神的な幸福感」や「周りとの一体感」も含まれます。
自分自身、そして周りの人たちとの親密さ、つながり、あたたかさを丁寧につくっていく。
そのアプローチ全体が、デンマーク流の「心地いい」というものが基本理念で、
- 家族や友人と心地よい時間を過ごす
- リラックスタイムを持つ
- 信頼関係を築く
- 仕事よりも家族を優先する
- プライベートに仕事を持ち込まない
などがヒュッゲスタイルです。
確かに素晴らしい生活ですし、日本人も取り入れる価値がある物だと思います。
しかしながら核家族化が進み一人暮らしも当たり前な日本では全てを受け入れることは難しいですよね?
私は「居心地がいい時間や空間」を作るというコンセプトには大いなる共感を持てます。
これは誰かと共有するのではなく個人でも可能なものではないかと思うんです。
私たちが「ひとり」でいる時にどのように時間を過ごしているのかということが、非常に大きい要素になります。
多くの方は一人の時間は、SNSやスマホ、ゲーム、などに時間を費やしていることが多いです。
実は、これは一人でいながら一人ではない、誰かに繋がっていないと安心できないという「ストレス」を感じさせる要素になります。
少し前に言われていたスマホ依存が今は依存が当たり前になり依存という言葉さえ当てはまらないようになっているようです。
その根底にはスマホやSNSを通して、他者とつながっていると考えていたり思い込みがあるのかもしれませんが実際は繋がっているのではなのです。
無限ではない有限で尊い時間を無駄に消費している行為かもしれないんです。
私は普段は朝8時に起きて最低限の仕事のメール等はチェックしますがその後はお昼12時までスマホは見ません。
朝はまず窓を開けて新鮮な空気を取り込み1杯の白湯を飲み心地の良い音楽を聴きながら瞑想を行ったりリラックスしたりします。
のんびりと何も考えずゆっくりと小一時間過ごし9時より仕事に入ります。
そしてお昼前に休憩に入りテレビや音楽をつけず昼食を食べます。
時間があるときは目の前の公園へ出かけ、川を眺めたりしながら木々の中のベンチで食べたりもします。
それから観音庵へ出勤するというのが毎日の日課になっております。
午前中だけで約2時間くらいは「居心地がいい時間や空間」を得ております。
これも誰かと時間や空間を共有はしておりませんが日本人流のヒュッゲではないかと思っております。
誰かと過ごすのも良いけど一人で時間や空間を一日1時間でも30分でも楽しむ余裕を持てれば、同じ毎日でも一人で居ても幸福を感じることができるのではないかと思います。
夜に仕事から帰宅して自宅でアロマを楽しんだり、リラックスできる習い事を行ったり自分自身の時間を楽しむことも良いと思います。
特に最近ちょっとしんどいなと思う方は自分自身の「居心地がいい時間や空間」をゆるりと楽しんでみてはいかがでしょうか。
龍徳