占いサロン観音庵 龍徳です。
本日もお昼から古式正式タロット講座を行いました。
生徒様は「命の占術」と「相の占術」を学んでこられた現役の占い師さん^^
タロットなどの「トの占術」は「命の占術」と違い、統計学では語れない部分が多いんです。
「トの占術」を学ぶ上では「術だけではなく学」も必要になります。
そのお勉強の中で、「今のスピリチュアルな世界は残念ながら、依存を多く生んでしまっております。これからのスピリチュアルは、いかにクライエント様の自立をお手伝いできるかが重要な課題です」とお話ししました。
鑑定に来られる方の多くが「自分を信用していない」方が多いです。
自分を信用していない方は、信用できる人間を探しております。
信用できる人間を見つけるとその人に依存をしてしまいます。
私たちの仕事はそうではなく、いかにご自身を信用する力を持ち、いかに自立をしてもらう努力を行うことです。
しかしながら、今のスピリチュアルは依存を促すような鑑定が多いようです。
私は講座の中でいかに鑑定師とクライエント様が自立していくかというカリキュラムも入れております。
この世は依存と自立の二つしかありません。
これからの占いの世界はいかに自立のお手伝いができるかが問われていかなければならないと思っております。
残念ながら、10年以上この世界に携わっておられる方でも、
「私は月に10万円使ってくれるクライエントが何人も居る」
などと自慢される方がいらっしゃいます。
月に10万円も頂いてその鑑定師はクライント様に対価として何を与えているのでしょうか?
その場が楽になるだけなら麻薬と何ら変わりません。
心療内科でいうと本当はカウンセリングだけで大丈夫なクライエントに必要のない薬を与えて
「薬が無いと不安になる」
という関係を築いているような感じです。
これからのトやスピリチュアルな世界はまともな世界にならないと必ず衰退していきます。
今後も適度な距離を取りながら依存せず一人で歩んでいける手助けができるような鑑定師を目指し、そして育てていきたいと思います。
龍徳