占いサロン観音庵 龍徳です。
仏教を知りたい
最近は鑑定に来られたクライエント様に、仏教についてお勉強をしたいという方が多くいらっしゃいます。
昔と違い、なかなか坊主の説法を聞く機会は減っています。
昔は日本の仏教は檀家という制度があり、住まいの近所のお寺に檀家として属しており、何か困ったことがあればお寺に駆け込むという風習がありました。
しかし、都会ではそういう制度はかなり特異になっており、お寺はたまにお参りするところやパワースポット的な扱いになってしまっております。
その点、クリスチャンは日曜礼拝があったり神父さんのお話を聞くことができたりするので良いのかもしれません。
仏教のお話をするときにはまず八正道というもののお話しをします。
八正道とは…
涅槃に達するための八つの正しい実践行のことで、原始仏教以来説かれる。
仏教の代表的な修行方法。
八聖道とも書く。
八つの正しい実践行とは…
- 正見(正しいものの見方)
- 正思惟(正しい思考)
- 正語(いつわりのない言葉)
- 正業(正しい行為)
- 正命(正しい職業)
- 正精進(正しい努力)
- 正念(正しい集中力)
- 正定(正しい精神統一)
の八つを言う。
釈迦は、それまでインドで行われていた苦行を否定し、苦行主義にも快楽主義にも走らない、中なる生き方。
すなわち、中道を主張したが、その具体的内容として説かれたのがこの八正道である。
お釈迦さまが、これさえきちんと守ることができれば悟りを開けると言われた大切なものです。
仏教は意外と当たり前なことを説いております。
現代の日本の考え方や生活習慣よりも少し前の生活習慣や考え方のほうが理に適っておりました。
今の社会では人との関わりが希薄になっているにもかかわらず、昔より色んな事を考えて接していかなければいけなくなっております。
それだけでもしんどいことです。
それに加え、仕事のこと、お金のこと、老後のことなどと考え出すと不安しかのこらなくなってしまいます><
しかし、それらの問題はいくら考えても解決方法を見出すことは難しい。
だからこそ宗教観というものが見直されてきているのかも知れませんね。
仏教では正しい事をすれば正しく導かれていると説かれております。
私は得度を受け、在家僧侶として早20年以上が経ちます。
現在は密教カウンセラーとして鑑定だけではなく、密教や仏教を取り入れたカウンセリングも行っておりますのでお気軽にお問合せ下さい。