占いサロン観音庵 龍徳です。
先日、関西のマジック会の第一人者とお話しをする機会がありました。
占い師もそうですが、マジシャンも会話が上手でなければできない仕事で、通ずる所が多くて良い学びになりました^^
お話の中で、昔は沢山の生徒さんがマジックを学びに来られていたのですが、今はユーチューブなどを見て独学で学ぶ方が増えていたり、ビギナーさんでもマジックを見て盗もうとする方が増えているそうです。
その方曰く、独学で学ぶと動作に変な「クセ」が付いてしまうので上手にタネを活かせないそうです。
「そのクセはなかなか取れず、独学に限界を感じて結局学びにきても、真っ白な状態より時間がかかってしまうんです。」
と仰っていました。
確かにその通りだと思います。
趣味として遊ぶのであればそれでも良いのかも知れませんが、人前で披露することを考えたり、セミプロとして活動したいのであれば最初からきちんと学ぶ方が良いかもしれません。
占いの世界でも同じことが言えます。
本を読んで独学で学んだり、カルチャーで大人数で学んでも、なかなかプロとして活動はできません。
鑑定をしていても、たまにセミプロらしき方が来られてカードのお勉強的に1枚1枚意味を聞いてこられる方がおられます^^;
マジックや鑑定を見て学ぶのは実際は「盗む」という行為になります。
昔の職人さんは師匠の仕事を見て盗むというのが当たり前でした。
しかし、それは毎日同じように繰り返し盗むことで本当は師匠に写してもらっていたのです。
本を見たりカルチャーで覚えることは「学ぶ」になります。
この学ぶも悪くはないのですがほぼインプットで終わってしまいますし、本で学ぶと解らない点が出てきても答えがありません。
結局わからないところがわからないままで終わってしまいます。
私はプロ用の講座では「写す」ということを心がけて学んで頂いております。
ですので、私ができることは学んで頂いた方もできるようになって頂きます。
もし、色んなジャンルの事をお勉強したいのであれば「写す」という事を心がけてくださる先生に学ぶことをお勧めします。
龍徳