占いサロン観音庵 龍徳です。
私たちの仕事では常に言葉を発し、言葉を伝えるツールとして使っております。
しかし、言葉で伝えるということは一番簡単なようでなかなか難しいことです。
クライエント様の多くは心に傷をもってこちらに来られております。
心に傷があると、どこかでこれ以上傷つきたくないというようなバリアが張られております。
バリアがあると言葉も行動も受け入れることが大変になります。
そういうときは、いくらそのクライエント様に必要な言葉をキャッチしてもいらたくても言葉は聞き捨てられてしまいます。
普段、私はクライエント様の話を聞き拾います。
言葉は有価値でなければいけないからです。
聞捨てられるとそれは無価値になってしまいます。
ですので、些細な言葉でも聞き拾い、こちらが有価値にしていくことでクライエント様もこちらの言葉を有価値にしてもらえるように心がけております。
普段何気なく話している言葉でも価値を持っております。
しかしながらほとんどの言葉は読み捨てられております。
私は日ごろの日常会話の細かい会話でも記憶に留めていることが多く、なんであんな会話も覚えているの?
と、びっくりされます。
それは、言葉は有価値だと確信しているからです。
言葉は有価値でなければいけないのです。
これは仏教の教えでもある事で、有価値な言葉ほど言霊として生き続けます。
ですので読み捨て、聞捨てるのではなく、読み拾い、聞き拾うことで今まで気が付かなかった新しいものを得られるかも知れません。
皆さんも少しこれを意識して言葉を感じてみてください。
龍徳