占いサロン観音庵 福島店の菩提です。
先日、知人との会話の中で、「病気のデパート」と呼ばれた男性の話しを聞きました。
その人は、体が弱く、女性のかかる病気以外は、全て患ったと思われるほど、数々の病気になったそうです。
また、数々の不運にも出くわしたそう。
それほどの病気や体験をしながら、ご本人さんは、とても明るい人で、周りに気を使い、正に聡明な人という印象。
その方が言われていたのが、「私は、色々な病気や出来事にあったおかげで、人の悲しみや苦しみが分かる。これは、とてもありがたいこと。人の痛みが分かるから、いつも人の側に寄り添って、話しをすることができる。」
と言われていたそうです。
人の痛みを知る
私も、人の痛みを知るというのは、とても大切なことだと思います。
人は生きて行く中で、何故こんなことを、体験しなければいけないのだろうと、思うことが多々あります。
つらいことは、体験しないほうがいいと思ってしまいますが、人の痛みを知るために、必要な体験なのかもしれません。
そう考えると、辛い体験も、この男性のように、前向きに考えることができます。
どんなことでも、体験したことは、自分にとって必要だったということ。
自分の目指しているものに進むためには、必要だったということ。
楽しいことばかりが、自分の求めているものではないはず。
苦労してでも、目指すものになりたいと思うことも、あります。
その苦労は、目標を達成した後も、大きな肥やしとなって、自分に戻ってきます。
苦労で勝ち得た目標は、他の人に寄り添い、励ますことができます。