占いサロン観音庵 福島店 菩提です。
昨日は、お友達家族と信楽の美術館に行ってきました。
茶道で使われる「茶釜」が、テーマです。
夏休みとあって、小学生連れのご家族がたくさん来られていました。
その中で、あるお母様は、展示されたお茶室に飾られた茶道具を、お子様に、とても分かりやすく、興味をそそられるように、お話ししていました。
前もって、お勉強をされていたのか、茶道をされているのか、横にいた私も、思わず聞き入ってしまいました。
お母様の一言一言に、お子様に対する愛情が伝わってくるのですから。
また、老紳士と女性のお二人連れは、茶道仲間でしょうか。
とても、茶釜についてお詳しく、茶釜の柄について話し込んでいました。
このお二人の会話は、単に知っていることを話しているのではなく、お互いに相手のことを思い敬いながら、お話しされていて、とても気持ちのいいものでした。
お互いに、相手を気遣いながら、素直な気持ちで、尊敬し合い、感謝し合い、認め合い…
相手を思い敬いながら会話することは、側から見ていても好感が持てます。
ということは、会話をしている当事者同士は、もっと気持ちよく、相手に好印象を抱くはずです。
相手に好かれようと思いながら話しをするより、相手を思い敬いながら話しをすること。
相手に好感を持って話しをすることが、相手に好感を持たれ、互いに良好な関係が築けるのではないでしょうか。
美しいものを見て、美しい会話に触れ、美味しい食べ物を頂き、感謝でいっぱいの一日でした。