占いサロン観音庵 福島店 菩提です。
経済学者のP.F.ドラッカー氏が唱えた、有名な「コップの水」
コップに「半分入っている」と「半分からである」とは、量的には同じである。
だが、意味は全く違う。
取るべき行動も違う。
世に中の認識が、「半分入っている」から「半分からである」に認識が変わるとき、イノベーションの機会が生まれる。「イノベーションと起業家精神」より
コップに入った半分の水を「もう」と捉えるか、「まだ」と捉えるかの違いについて述べたものです。
「もう」から「まだ」に変わったとき、「イノベーション=新しい捉え方」が生まれるといいます。
「水がもう、半分しかない」…ネガティブな考え方。不満のあるものの見方です。
「水が、半分入っている」…客観的に、事実を述べているだけです。
「水がまだ、半分入っている」…ポジティブな考え方。満足感と感謝の気持ちが伺えます。
コップに並々と十分目まで注がれていたら、どうでしょうか?
これは、私の意見ですが、8分目まで残して、あとは他のコップに移す。
他の人に分け与える。
並々と注がれたコップからは、少し動かしただけで水が溢れ出てしまいます。
だったら、欲張らずに最初から2分目減らしてお水を頂く。
どなたか必要としている方に、飲んで頂く。
その方が、嬉しく、ありがたいと思います。
暑い夏も、峠を越えてきたようですが…
目の前に、お水の入ったコップが出てきたら、あなたは、どう思いますか。
菩提