占いサロン観音庵 福島店 菩提です。
蓮始開
昨日12日は、七十二候の「蓮始開(はすはじめてひらく)」
蓮の花が咲き始める頃という意味です。
優美で清らかな蓮は、天上の花にたとえられ、お盆には欠かせません。
今週、7月15日はお盆のお家もありますよね。
(我が家は、今月と来月お迎えします)
祖霊をお迎えするにあたり、蓮の花や葉を飾る方も多いと思います。
仏教では、蓮は泥の中に生まれても汚れなく清らかに咲くことから「清浄無比の花」と尊ばれています。
仏典に「蓮華(れんげ)」の名で登場し、仏像の台座にもその花の形を用いていますし、菩薩の御手に握られているものもあります。
また、チャクラの位置を示すとき、蓮の花を用います。
特に、第7チャクラは、100枚の花弁をもつ蓮の花のチャクラとも呼ばれます。
これは、身体の中にある7つのチャクラの最も上で、王冠を載せる位置にあります。
第7チャクラは、生きとし生ける全てのものとの精神的つながりと啓蒙の源です。
蓮の花は、泥水が濃ければ濃いほど、大輪の花を咲かせます。
泥水ではなく、純粋な水だと小さな花しかつけません。
泥水は、人生に置き換えると、つらいこと、悲しいこと、苦しいこと…
そんな経験をしなければ、美しい花を咲かすことはできません。
泥水の見えない部分で、努力を重ねて栄養にしているからこそ、美しい花を咲かせることができます。
見えているのは、美しく咲いている花の部分だけ。
泥水の中まで見えません。
泥だらけの状況の中で、努力している姿は見せず、美しい花を咲かせているあなたは、際立って光り輝いているよう。
泥水の中に咲く蓮の花も、あなたの頭上に輝く蓮の花も、どちらも苦しいところは見せずに、光り輝いています。